2016.04.11
コラム・事例・インタビュー
混同されがちなSEとプログラマーの違いとは?
つい混同されがちなSEとプログラマーというふたつの職業。どちらも「プログラミング言語を使ってシステムを構築している人」というイメージが多いです。しかし、このふたつの役職はシステム開発においてそれぞれ違う役割を果たしています。簡単に言ってしまうとSEの仕事は「クライアントの依頼を聞いてプログラマーへ繋ぐ」で、プログラマーの仕事は「実際にシステムを構築すること」です。この記事でそれぞれ詳しく紹介していきます!
SEの役割って?クライアントと直接やり取りします!
SEの一番の仕事はクライアントの要望を聞くことです。
それが技術的に可能なのかを判断し、設計図を書いてプログラマーに渡します。
あとは全てプログラマーに全てお任せ……という訳ではなく、スケジュール管理やシステムのテストも並行して行っています。
また、完成したシステムを納品し、クライアントに対するその後のサポートも行います。
SEに求められるスキルって?
SEに最も求められるスキルは、クライアントと円滑に仕事を進めるためのコミュニケーション能力です。
また、クライアントに技術的な説明をするためのプログラミング知識も必要になります。
技術を身につけるために、どのSEも一度はプログラマーを経験しています。プログラマーの役割って?システム構築します!
プログラマーの一番の仕事は、SEから受け取った設計図を元に実際にプログラムを組むことです。
また、SEにシステムのテストをしてもらう前に自分でもテストを繰り返してバグを無くしていきます。
一人のプログラマーが複数の案件を抱えていることが多いので、日程調整をしてスケジュールを組むことも大切な仕事です。
プログラマーに求められるスキルって?
プログラマーに最も求められるスキルは、プログラミング知識です。
よりクオリティの高いシステムをより早く作ることが求められています。
また、複数の案件を同時に進めるので、スケジュール管理能力も大切なスキルとなります。SEとプログラマーどちらも大切なんです
このふたつの違いはお分かりいただけたでしょうか?
システム開発において、このふたつの役職は切っても切れない関係です。
プログラマーを経験したあとSEになる人もいれば、よりレベルの高いプログラマーを目指す人もいます。
クライアントの要望を叶えるためには、SEとプログラマーの協力が必要不可欠なのです!
ランス
元SE
モンハンの武器がランスってわけではありません。
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