SEから他業種へ転職することについての記事

2016.02.22 コラム・事例・インタビュー

SEから他業種への転職!経験を活かそう!

転職。それは今ある職業から他業種へと働く世界を変えることを意味します。市場の著しいIT化によって、システムエンジニア(SE)の需要と、その人気が高まっていますが。しかしその反面、「簡単な仕事ばかりでスキルが上がらない」や、「仕事量に対して年収が低すぎる」など、働く環境にやりがいを見いだせなくなってしまったSEの声も聞こえます。SEからの他業種への転職を考えている人であれば、自分の能力に不安を感じていることでしょう。この記事は転職を希望するSEの味方です。

SEのみの経験でも活かせる技術は十分ある

転職する際には面接を行いますよね。その企業はあなたがそこで働くのにふさわしいかどうかを判断するために、履歴書を読みます。これまでの実績・経歴を一番の判断材料として見るので、あなたが入社を志望する企業内容と、それまでのあなたの実績・経歴が似ていなければ似ていないほど、面接合格率は低くなります。「そんなの分かってるよ!」と言いたくなるのですが、それが周知の事実であるわけです。そうだとしても他業種へと転職したいのであれば、自分の希望する仕事先で、自分の能力を活かせるかどうかを考えるべきですね。あなたは現在の超IT気質なSEから、全く方向性の違うファッション系の仕事へ移りたいとします。ファッション的なデザイン技術はSEで培うことは出来なかったでしょうが、それ以外の、パソコンを使う業務や、クライエントとの話し合いなどにおいては、実力を発揮出来ます。

元SEにとってパソコン業務は息をするようなもの

他業種へ転職しようがしまいが、ほとんどの企業でパソコンを扱う技能は求められています。なので、Excel・Word・PowerPoint全てを、入社前に完璧に使うことが出来る人は、面接時には大きな強みとなります。SEをしていれば、述べたExcel・Word・PowerPointの使用は標準ですよね。それに加えて、他の技能も扱うとなれば、パソコン業務はSEにとってほとんど息をするようなものに違いありません。先ほどの、SEからファッション系企業への転職ですが、その企業にも事務系の技術職があるに違いありません。その企業の管理や、他会社との連携のための連絡などです。他業種の職場では、それまでの扱っていた堅いIT関連の情報でなく、ファッション関連のおしゃれな情報を得ながら仕事を楽しめそうですね。どんな業種へ移ったとしても、パソコン業務能力は元SEの強みです。

元SEはコミュ力が高い

ただSEという言葉を聞くと、一般の人は「なんかパソコンばっか使ってそうね」と思うので、SEの多くは人とあまり喋ることが得意でない、簡単に言うと、コミュ力の低い人たちとして見られています。でも、実際は違いますよね。あるクライアントが必要としているウェブシステムについて聞き、その要求を分析し、システムの構成を企画し、プログラマーへとその詳細を伝えるのがSEの仕事です。その作られたプログラムの動作を確認する作業まで、彼らシステムエンジニアはクライアントだけでなくプログラミングチームとの連携を崩さないように、常に指揮していなければなりません。なので、コミュ力が高くないと出来ない仕事です。そのコミュ力を、(何度も例に挙げている)転職先のファッション系会社で活かすことが可能なはずです。その企業での新しい企画が決まり完成するまでの指揮官になれます。他会社のクライアントとのミーティングでもコミュ力は発揮出来そうです。SE時代に求められた、人の上と間に立つ高いコミュ力は他業種への転職後に役立つことでしょう。

転職時に「スキルに自信がない」など言ってはいけない

転職希望をしているSEの多くが他業種で存分に働くことが出来るかどうかと不安に悩みます。それでも、それまでしてきたその経験は絶対に無駄になることはありません。活かしてなんぼの経験ですから!
はやぶさ
元WEB制作会社勤務
記事の執筆速度の早さなら負けません。

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