2016.02.29
コラム・事例・インタビュー
未経験の人がSEになるために知っておきたいこと!
SEというと専門的な知識やワードが飛び交う世界。
知らない人にとってはちんぷんかんぷんな世界ですし、自分は知識がないからSEの世界は無理だな~なんて思ってしまう人も中にはいるかもしれません。
しかし転職サイトを見ていくと思いのほか未経験OKという文字があるのがSEなどのプログラマー業界。
一体全体これはどういう理由があるのでしょうか。
もしも未経験からSEになりたいという人がいたらこの要因を知っておくことが、今後の転職活動に役立つかもしれませんので要チェックですよ!
SEが未経験OKとされている理由は?
SEという職業は専門的知識がものをいう職業であるという一般的イメージがありますが、実はそれだけがSEの大事な要素ではありません。
SEにおいて知識はもちろん必要ですがそれと同じくらい大切なものがあります。
それは“コミュニケーション力”だと言われています。
SEという仕事はプログラミングをするうえで顧客のニーズに応えるシステムを作るというのが軸になってきます。
そのニーズに応えるためにはしっかりと顧客とコミュニケーションをとりながら現段階での良くない部分などをブラッシュアップしていき、改善していくという作業が必要になるのです。
そのためどんなに専門的な知識があったとしても、顧客のニーズに対して的確にアプローチするためのコミュニケーションを取ることができなければSEという仕事は務まらないのです。
つまり未経験OKとする理由としては
技術や専門性などの前に人間的な部分を見られていると考えてください。
技術はやり続ければ覚えることができますし、いずれ出来るようになるものだと考えることができますが、コミュニケーション力や人間性の部分においてはなかなか改善するのが難しい部分ではあります。
そういった部分を重視しているからこそ未経験だとしても大丈夫と言っている企業が多いのです。
自分で学んでいく積極性と継続性も必要!
SEに転職したい人がコミュニケーション力以外に求められている部分を他にあげるとすれば、積極性と継続性が求められていると言えるでしょう。
まず積極性に関して言えば“自分で学んでいく姿勢”が求められていると考えることが出来ます。
SE業界では常に新しいものが生み出されていきます。
新しいシステムの応用や導入をすることで顧客のニーズに応えていくようにしているのです。
そのためSE一人一人もその新しいシステムがどのようなものなのか。
他の企業ではどのような仕組みを組んでいるのかなど、積極的に研究をしていく姿勢が求められることになります。
これを怠ってしまうと他のSEとのレベルの差がどんどん広がっていくことになるでしょう。
さらに継続力も大きく求められる部分の一つといえます。
先ほどの積極的な姿勢を継続的に行っていくこともそうですが、仕事自体も繰り返しの作業が多くあるのがSEという職業です。
また忙しい日もたくさんあり自分に対する負担が大きいことも有名ですよね。
そのためとにかく常に姿勢を崩さずに継続力がある人はSEとして強いと言われています。
忍耐力があることにも繋がってくるかもしれませんが、とにかくストレスに立ち向かえる忍耐力とムラのない継続力を持っている人はシステムエンジニアとしていい人材とされています。
未経験でもこういった能力がありそうだなと判断された場合には面接などで高評価を得ることができるかもしれませんね!
未経験OKと言っている会社を選ぼう!
冒頭にもお伝えしましたがSEの仕事に関して転職サイトを見てみると、本当に多くの企業が未経験でもOKという条件を出しています。
それには技術だけでは賄えない力がSEには必要であるという確固たる裏付けだと言えますね。
もしもこれからSEになりたいと考えている人は、コミュニケーション力や積極性を意識的に高めていく必要があるかもしれません!
システムエンジニアとして新たな人生を歩むべく、まずは人間性の部分を高めていってみてくださいね!
はやぶさ
元WEB制作会社勤務
記事の執筆速度の早さなら負けません。
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